中原地方の田舎に行ったら必食!!焼餅(シャオビン)

2020年2月6日木曜日

中国田舎飯

t f B! P L
味付け卵は丸ごと!!


田舎を歩いているとよく回族の人に出会います。回族とは、イスラム教を信仰する人たちの民族で、もともと漢民族だったと言われていますが、諸説あるようです。お参りするお寺は「清真寺」と言います。よくレストランの看板に「回族」や「清真」と出ていますが、あれはイスラムの戒律で禁止されているものは出さないレストランです。

回族の人たちが日常的に食べているものに焼餅「シャオビン」があります。これ自体は小麦粉を発酵させて焼いただけのパンで彼らの主食です。これプラスおかずやスープを合わせます。

焼餅に合わせるのは羊肉スープや蘭州ラーメンが有名ですが、庶民が毎日食べるにはちょっと高価です。普段はシャオビンに簡単なおかずを挟んだ下の写真のサンドイッチのようなものを食べています。


2センチくらいの厚さのシャオビンに切れ込みを入れて、唐辛子や八角、胡椒などとしょうゆで煮込んだ卵や厚揚げを放り込めば出来上がり。もう少したれが染みてくれるとシャオビンがおいしく頂けるのですが、手にもって食べるには水分が少ないほうが食べやすいのでしょうね。伝統的に卵は潰さず丸ごとシャオビンに入れるので、食べるときには卵がスルっと落ちないように気を付けてください。

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