コロナでなかなか外出できない中、福利厚生で「野生キノコ鍋」のお食事券を頂きました。
雲南省は野生キノコの宝庫です。
ただ野生キノコの種類によっては毒があります。
毒キノコを食べると小人が見えるといううわさも・・・。(ちょっと見てみたい気もします)
というわけで、昆明のキノコ鍋に挑戦してみました。
菌彩野生菌火锅(毒キノコ鍋!?)
菌彩野生菌火锅というお店は、昆明の西山区にあります。
(昆明市西山区日新中路55号)
午後5時ごろに入店したため、一番乗りでした。
お店の雰囲気は、キノコが生えている大自然をイメージしたのか、ジャングルの中にいるような飾りつけになっています。
つまようじ入れもキノコでした。
こちらがメニューです。いろいろなキノコが載っています。
左上はキノコの王様、「松茸(マツタケ)」ですね。
昆明のキノコ市場に行くと、マツタケが山ほど売られています。値段も日本で買うよりか随分お得です。
その下が「鸡枞(オオシロアリタケ)」というキノコです。以前、知り合いから頂きましたが、かなり高価なキノコです。大変美味です。
その下の「见手青(ウラベニイロガワリ)」は、朝市で見たことがあります。
あと私が知っているのは、右の真ん中あたりの白いキノコです。
「竹荪(キヌガサタケ)」といいます。食感のよいキノコです。
その下は「黑牛肝(ススケヤマドリ)」といって、毒があるキノコです。
これは以前、スーパーで売られていて、ネットで調理法を調べて炒めました。
濃厚な味のキノコでおいしかったです。
ただ、ちょっと炒め具合が足りなかったのか、次の日、お腹の調子がいまいちでした。
要注意のキノコ
メニューの中で「毒があるキノコ」を調べてみました。
见手青(ウラベニイロガワリ)
珊瑚菌(ホウキタケ)
黄牛肝(コガネヤマドリ、毒はないが生食不可)
黑牛肝(ススケヤマドリ)(毒はないが生食不可)
美味牛肝菌(毒はないが生食不可)
奶浆菌(チチタケ、毒はないが生食不可)
以上が、よく火を通して食べないといけないキノコでした。
意外に野生のキノコは生で食べられるものも多いことに気が付きました。驚きです
野生キノコ鍋の実食
野生キノコの鍋セットが出てきました。いろいろなキノコが山盛りです。
お野菜も付いています
今日はこちらのキノコをプレゼントしてくれました。
虫草菌といいます。こちらは漢方としても使われています。
それではお鍋にキノコを入れて火を通していきます。
定員さんがお皿とグラスを持ってきました。
あれ?お箸がない・・・
なぜだか分かりますか。
毒のあるキノコを間違って食べないように、キノコにしっかり火が通ってからお箸が渡されるシステムになっています。
机の横にはタイマーが設置されています。18分に設定してスタートが押されました。
その間にたれを準備します。
そうこうしているうちにキノコ鍋が完成しました。
店員さんが小さな容器にスープを少しだけ入れて持っていきました。
野生キノコは毒があるので、何かあったときのためにサンプルを残しておくそうです。
おいしそうですね。
キノコ鍋のだしは鶏肉です。骨付きの鶏肉が鍋にいっぱい入っています。
昆明のキノコ鍋は初めて食べましたが、スープが非常に濃厚です。
キノコから、こんなにだしが出るんですね。
キノコ鍋だと、キノコ一つ一つの味はよく分からないのですが、キノコ好きの方にはかなりオススメです。
量もかなり多めで、キノコとスープをいただくだけでも大満足です。
でも、せっかくのなので、お野菜を投入します。
お野菜もキノコの濃厚スープと絡んで非常に美味です。
スープも全部残さず飲み干したいくらいですが、さすがに無理でした。
それくらい大満足なディナーでした。
まとめ
野生キノコ鍋を食べたあと、体調は大丈夫だったのか。
大丈夫でした。
次の日は食べ過ぎでお腹が持たれ気味でしたが、お腹の調子は問題ありませんでした。
キノコはおいしいだけではなくて、栄養価も高く、キノコによっては漢方にも使われています。
ですから、キノコ鍋は体にも良い食べ物です。
何しろおいしいので、ぜひまた来たいと思える「野生キノコ鍋」屋さんでした。
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