【教案】2年生会話 「悩みを聞いて」

2020年2月22日土曜日

教案

t f B! P L
大学生は多感な年ごろで、悩みもたくさんあります。将来の仕事や結婚と言った将来のことからダイエットや恋愛、成績など今現在の悩みもあります。私もできる限り相談に乗りたいと思うのですが、いいアドバイスができる自信はありません。

そんな体験から考えた会話の教案です。クラスの生徒に4,5人ずつグループになってもらい、輪になって座ってもらいます。そして一人が最近の自分の悩みをみんなに相談し、アドバイスを求めます。本人以外のメンバーは一人ずつアドバイスを送ります。相談した本人が一番良いと思うアドバイスを選びます。選ばれたアドバイスが一番多いメンバーを「チームのベストアドバイザー」として選出します。

それぞれのチームのベストアドバイザーに前に出てきてもらい、同じように悩みを打ち明け、アドバイスを出してもらいます。この時教師も参加すると盛り上がります。一番多くアドバイスが選ばれた生徒をSUPERベストアドバイザーとして表彰します。

 授業の始めには最近の悩みを教師が話したり、進んで話してくれる生徒に発表してもらったりして雰囲気を作ります。
 まず、授業全体の流れを説明して、これから行うグループワークを理解してもらいます。この時に「必ず日本語だけを用いること」と確認しておきます。

 ポイント 実際に始める前に、相談をするときに使える例文を練習します。すぐに始めるのを我慢して、ここをしっかり練習しておくとそれぞれで作業してもらうときも相談内容に集中できて盛り上がれます。


実際に日本語の勉強の枠を超えて、人生相談になっていきますが、生徒それぞれの価値観や人生観が反映されたアドバイスが飛び出し面白いです。盛り上がるとみんな日本語を話すのを忘れて議論が始まりますので、教師は授業運営にバランスを取ることが必要ですね。

このブログを検索

ブログ アーカイブ

参加ユーザー

QooQ