今週でリモート授業が始まって二週目に突入しました。とても大変です。自宅にいながらネットで仕事ができるなんてなんと気楽な、と思っていたら全く違いました。DingTalkを使ってライブ中継していますが、2コマ90分終わると死ぬほど疲れます。
貿易実務日本語の授業は今回は中国のWTOの加盟とその影響について話しました。準備した9枚ほどのPPTを画面共有機能を使って見せながら解説していきます。生徒はチャット機能を使って質問に答えたりコメントしたりしてくれるのですが、コメントがチャットに上がるのに20秒ほどの時間差があるのに加え、生徒の表情や声が直接感じ取れないため、もどかしくなります。
「○○だよ~分かったかな?」「○○にはどんな影響がでたかな?」
・・・・
1分くらい待つ・・・・・
・・・・
「分かりました」「忘れました」「はーい」
と言う感じで、テンポも悪くなるし、コメントしてくれるのは一部の生徒だけですから、ほかの生徒の反応は全く確認できません。
他の外国人の先生たちはどんな方法を使って授業しているのかと思い聞いてみると、チャット機能で教えているみたいです。自分が音声でコメントを残し、復唱した音声をチャットに投稿してもらっているようです。欧米の先生たちは「コーヒーでも飲みながら会話してるよ~」などとのんきです。会話の授業ではそれでもいいかもしれませんが作文や理論を教える授業ではどうすればいいのでしょうか?資料を配るだけならもう教師の存在など意味がなくなるのではと思い、ライブ中継を採用したのですが・・・。
日本語科の中国人の先生に相談したところ、「今は特殊な時期なので、授業の質よりもとにかく授業をする、という業務遂行ができればOK」とのことでした。あまり深く考えずに授業を続けながら教室での授業の再開を待つほうがいいのでしょうか。しかし生徒の反応がじかに感じられない授業を淡々と行うのも張り合いがなく本当に疲れます。
なんだか愚痴になってしまいましたが、心おれずに頑張ろうと思います。コロナウイルス、早く収束してほしいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿