歯について① 治療中の虫歯3本をセレック修復で治した→かかった費用と予後の感想→デメリットも

2020年2月16日日曜日

中国生活

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 こんちは 来週からいよいよ仕事が始まります。しかしコロナウイルス関連でまだ家から出られません。



今回は、ちょっと前回帰国したときに歯医者さんに行ってセレック治療をした話をします。




歯は大切 特に海外にいると


私の歯はメンテナンスが十分ではなく、これまで何度も歯医者さんにかかってきました。40を目の前にして一番後悔しているのは定期的に歯医者でメンテナンスしてこなかったことです。私の口の中には去年まで7個のメタルインレー(銀歯)がはまっていました。



海外で生活していると、(平均的な収入がある人で)口の中に銀歯が入っているのは日本人だけだということに気づきます。先進国でも発展途上国でも歯科治療は最低限削ってコンポレットレジン(CR)と言う紫外線で固めるプラスチックを充てんする、という治療法が主流になっているからです。日本人が笑うと口からキラッと銀歯が光ることがよくあります。銀歯は口の中では黒く見えますから、白い歯とのコントラストでとても目立ちます。私も銀歯が見えるのが恥ずかしくて笑顔が不自然になります。「ハイチーズ」と写真を撮るときに欧米人みたいに大きく口を開けることなんか無理です。



銀歯は悪い 断言


銀歯が好ましくないのはこの悪い見た目だけではありません。銀歯は歯を削ったあとに粘土状のものを歯に押し当てて型を取り、それを基に工房で再現した歯型に合わせて技工士さんが作ります。ですから銀歯が作られる過程で削られた歯と誤差が生じます。(歯医者さんや技工士さんは「そんなことはない」というかもしれませんが制作過程が複雑なのですから誤差が生じるはずです)



では削った歯と微妙に合わない銀歯を歯医者さんはどうやって歯にくっつけているのでしょうか?答えは簡単、セメントで隙間を埋めているのです。現在はセメントの質も向上していると言いますが、時間がたてば隙間のセメントが少しずつ溶けたり取れたりしてそこから虫歯が再発することが良くあります。私の場合もそうです。きちんと歯磨きをしていても、磨いている銀歯の下が虫歯になっていてはどうしようもありません。



帰国時の歯科検診を受けて


去年の夏に帰国した時、あと二日で中国に戻るというタイミングで歯のメンテナンスを思い立ちました。予約をして近所の歯医者に行くと、いくつか虫歯が進行しているとのことで「銀歯は日数がかかるから応急処置をしておく」と言われました。上の奥歯二本をガリガリ削って一番奥(7番)はCRと呼ばれるプラスチック、もう一つは銀歯の下の虫歯にセメントを注入してくれました。先生は「これで数か月は持つから、次の帰国の時にはすぐに来なさい」と。費用は初診料を含めて保険適用で6800円でした。



その日の夜家族で焼肉を食べていると「カリ」と言う嫌な音がして一番奥に詰めたプラスチックが取れました。・・まじか。あわてて歯科医院に電話してみますがもう営業時間外で自動音声です。「こりゃ明日朝一番で診てもらおう」と思い翌朝電話をしてみると、なんとお休み!!!まずい。明日はもう飛行機で中国に戻らなくてはいけません。



あわてて開いている別の近所の歯医者さんに電話をして急患として予約を取ります。いきさつを話すと「詰め物ができるのには最低数日かかるから応急処置しかできない」と言われ、同じ個所をさらに大きく削ってプラスチックを詰められました。費用は保険適用で1700円程でした。



とりあえず食事ができるようになった私は中国に戻りました。
②へ続く→ 長くてすみません

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