【教案】2年生会話 「違いを説明して!」

2020年2月26日水曜日

教案

t f B! P L
日本語を母国語とするネイティブ教師が授業をすると、どうしても一方的に教師が教える場面が多くなります。2年生の後半や3年生になるまではディスカッションやディベートを日本語で行えるほどの実力が無いのでしょうがないのですが。

そこで教師が聞き役になって、生徒が説明する、という教材を作ってみました。「違いを説明して」という教案です。

私は日本語に関してはネイティブですが、ほかのことに関して生徒たちよりも知識が豊富というわけではありません。例えば中国の文化や習慣については教えられることばかりですb。それで今回は様々なものの違いを様々な角度から分析して、納得のいく説明をすることを目標にします。

似ているものを並べて、「この違いは何?」と聞きます。いろいろな意見が出てきますので、まずは自由に日本語で話してもらいます。そのあとに二つのものの違いを特徴づけるものを考えてもらい、結局何が違うのかみんなで考えます。

そのあとスライドを見せながら、外国人にとって違いが分かりづらいものを説明してもらいます。教師は知っていても、知らないふりで「え?どこが違うの?」「一緒じゃないの?」「で、結局どっちが偉いの?」など質問しながら盛り上げます。みんな説明しようと必死で頑張ってくれました。

やっぱり「人に伝える」ことが「自分が理解する」ために大切なのだと改めて実感できた授業でした。この教案はもっと洗練させていけばさらに充実した授業になりそうです。

今回の教案もそうですが、2年生までは基本となる文型や例文を何度も練習した後にその日のテーマに入っていったほうがスムーズです。スライドの最後の例文をまず何度もみんなで復唱して、単語を変えながら練習したあとに実際にみんなに自由に違いを語ってもらいました。








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