大人になるにつれてあまり考えなくなる、素朴な疑問を取り上げた会話の教案です。2年生で使用しましたが、3年生でもいいと思います。
自分では答えられない質問でも、「なるほど、いい質問ですねえ」といってごまかす生徒が続出して大いに盛り上がりました。教案のスライドでは普通語と敬語が混ざっていますが、この辺は自由でいいと思います。
①まず教案のスライドで文法や発音のチェックをした後、何度も発声練習で自然に言葉ができるようにします。つぎに教師が答える役、生徒が質問する役になって模擬練習、役割を交代して練習を重ねます。
②次に15分ほど時間を取り、隣の人と会話して練習してもらいます。
③最後に教師が自分で準備した質問を発表し、生徒に自分だったらどのように答えるか考えてもらいます。そのあと希望者に前に出てもらい、教師と二人で会話を行います。生徒が理由を説明するときに、「いい説明だ」と思ったところで拍手するようにみんなに頼みます。
④会話が終わったら、会話の中の説明に納得できるか、自分だったらどんな説明をするか、ほかの生徒に尋ねます。
簡単そうに見えて説明するのが難しい質問はいろいろあるので、工夫次第で面白い授業になると思います。ただ、頑張って発表した説明はどれも十分に褒めてあげることが大切です。
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