建設銀行の口座凍結!?アリペイにチャージできない→納税人識別番号とマイナンバーで解決!

2022年2月12日土曜日

中国生活

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 2月11日に自分の中国建設銀行からアリペイにお金をチャージしようとしたら英語で「あなたの銀行のカードに問題があります」とのこと。焦ってウェイシン(We Chat)で送金をしてみたらこれも同じように使えません。カードの中には100万円以上のお金が入っているので軽いパニックになります。近くの建設銀行で話を聞いてもらうことにしました。

銀行の人に調べてもらうと、2月10日から外国のパスポートで開いた口座にはさらなる手続きが必要になったとのこと。必要になる情報は「納税人識別番号」とのこと。ここでピンときました。実は1年ほど前からネットバンクを使う際、「外国と中国の収入を申告する手続きをしなさい」とお知らせが来ていたのです。一度は指定された手続をしてみたのですが、これが中国の身分証番号が無いと申請できなくなっており、あきらめたという経緯があります。その申請の期限が2月10日だったというわけです。

手元の現金はほんの少しですからキャッシュレスが使えないと生活できません。それでスマホの中にある自分の個人所得税のアプリの個人情報の欄から「納税人識別番号」を探しますが始めと終わりの数字以外は***マークで隠してあり読めません。学校の担当者に聞いても「納税はパスポート番号でやっているから納税人識別番号はわからない」そうです。銀行員は「あなた、近くの税務署に行って聞いてきなさい」と言います。聞いて教えてくれるものなのか分かりませんが、しょうがないので近くの「国家税務総局」へ行って窓口で教えてもらうことに。

税務署の窓口の女性職員は私のパスポートを見ながらカタカタとパソコンを操作しておもむろにディスプレイを私の方に向けると「あれ?あなた二つ納税人識別番号があるわよ」といいます。どっちが本物なのか分からないというと「とりあえず二つとも写真撮って」と言います。

とりあえず納税人識別番号が分かったので大急ぎで建設銀行に戻ります。すると銀行の窓口の人は「あなたの国の納税者番号も必要だ」と言います。そんなものはないというと「そんなはずはない、12ケタの番号だ」というので、「マイナンバー」のことだとわかりました。それを伝えて待つこと1時間。「よし、できたぞ、試しにスマホでお金を送金してみろ」と職員が言ってきました。

結果:解決

今回の口座凍結は焦りましたが、調べてみると各国が納税する国と金額を国際的に把握していこうという取り組みの一環のようです。建設銀行以外でも凍結されるのか?と職員に尋ねましたが「わからない」とのことでした。今のところ中国銀行は使えています。私は中国にいるので解決できましたが、日本にいる方で中国の口座からお金を引き出す必要がある場合、この問題が発生すると大変ですね

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