久々に団地の外を歩いてみました→感じた変化

2020年2月27日木曜日

中国生活

t f B! P L
こんちは。 武漢が団地に閉じ込められてから1カ月が過ぎました。この間外出はきびしく制限され、街の様子は全く分かりませんでした。

この小都市ではここしばらく新たな患者が出ていないため、団地の封鎖のチェックもずいぶんとゆるくなってきました。入口の警備員に出てもいいかと尋ねると「スマホの身分証アプリで登録するならいつでも出ていいし入ってもいいよ」とのこと。急いでスマホで素のアプリをダウンロードして登録しようとすると、必ず中国の身分証番号18桁が必要なようです。「外国人だから身分証番号が無い」と訴えると「じゃあ登録しなくてもいいよ」とあっさり許可。団地の外を散歩してみました。

 まず行ってみた近くのスーパー。ここに着くと入り口に長蛇の列。入場制限と身分証のチェックを行っているようです。このスーパーは地元密着の大人気のスーパーで、コロナウイルス対策期間中は生鮮食品を卸値で、儲けゼロで販売しています。このスーパーだけでなく、多くのテナントのオーナーは出店者が開店できず収入が無い事情を鑑みコロナウイルス対策期間中は家賃を免除するとっています。大変な時はお互い様、助け合いが暖かいですね。
引き続き家賃と管理費とセントラル空調費用を免除します、の張り紙
 外を歩くと少しずつ人々の日常が戻っていることを感じますが、飲食店はまだすべて営業停止です。かつてお昼時は大勢の人でにぎわっていた通りがこの通りです。
 人が多く集まる場所にはすべてチェーンでカギがかけられています。日頃は多くの子供連れでにぎわう公園のジャングルジムも閉鎖、だれもいません。
 車は結構走っています。面白いのは車を運転している人全員がマスクをしていることです。車の中でマスクをするのはあまり意味がないような気もしますが、ここ2カ月続いた習慣でしょうね。
団地の入り口に戻ってきました。侵入する車はすべて検温されます。政府(最高指導者)の鶴の一声で国中が協力(服従)してコロナウイルス対策ができているというのは中国の特殊な国家体制があってのこと。ほかの国でウイルスが蔓延したらどうなるのか、心配です。ともかく、今日は久々に外の空気を吸うことができて気分がさっぱりしました。

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