今は物価上昇もあり、以前ほど安くは飲めませんが、酒税が高い日本に比べればまだまだ安くビールを楽しむことができます。(輸入ビールは関税がかかり安くは飲めません)また、以前にはなかったECが発達したことでネットでお得にお酒を買うことができます。
たくさんある中国のビールブランド。日本人の口に合わないビールもあり、買って飲んでみないと好みの味かどうかわかりません。そこで今回は中国ビールの選び方を紹介します。
中国のビールのビール規格を、中国に進出している中国産「スーパードライ」を例に見てみましょう。上から【商品と内容量】【原材料】【アルコール度数】【麦汁比率】【賞味期限】【生産地(国)】です。
ビールを買うときに確認すべきは【アルコール度数】【麦汁濃度】の二つ。アルコール5%前後がいわゆる日本ビールらしい「辛口」です。
【麦汁濃度】は日本のビールには表記がなく分かりにくいのですが、「発酵開始時における麦汁の中の糖度」のことです。日本のビールではおよそ11度前後、ヨーロッパの濃厚なビールでは12,3度です。中国ではあっさりしたビールが好まれるため、普通8~9度で作られています。
このポイントを見ながら中国ビールを選べば失敗せずに済むでしょう。
以下に私が中国で飲んでおいしいと思ったおすすめ激安ビールを紹介します。中国のビールメーカーも多くの種類のビールを作っていますから、規格を見て良く選ぶ必要があります。
①珠江啤酒 「12度经典老珠江黄啤酒」
昔ながらの濃厚なビールを楽しめると人気のビールです。麦汁濃度は12度くらいで日本の「一番搾り」と同じくらいですね。広東地方のビールですが、中国全土で買うことができます。ネットで買うと500ml×12本で、36元程度、一本当たり3元(55円くらい)で楽しめます。
中国各地の地ビールを買収、圧倒的な資本力でM&Aを繰り返し巨大なビールメーカーになった燕京啤酒の良心ともいえる美味しいビールです。このビールは中国が改革開放を始めた80年代に中国国際航空の機内提供のビールとして採用されました。
麦汁濃度は11度程度で、「アサヒスーパードライ」と同じくらいです。(もちろんスーパードライのほうが美味しいです、あしからず)330ml×24本で40元、一本当たり1.7元。(日本円で30円!!)
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