辣条(ラーティアオ) も進化! やはり流れは【安心安全】

2020年6月14日日曜日

中国で買ったモノレビュー 中国生活 中国田舎飯

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最近よく食べる中国田舎おやつです。ラーティアオと言います。日本の駄菓子でロングセラーの「たらたらしてんじゃねーよ」と似た食感ですが、味はずいぶん違います。
チータラの鱈のすり身の部分のような食感ですが、原材料は湯葉。大豆の煮汁の固形物を取り出して固めたものです。それに唐辛子や胡麻、ごま油などの調味料を混ぜて出来上がり。ビールにもバイ酒にもよく合います。

子供たちは小さいころからよくおやつとして食べているものですが、中国では「ラージー食品」「ゴミのような食品」と呼ばれることが良くあります。その理由は、大量生産による、化学調味料と防腐剤、不良な油を使用した、質の悪いラーティアオが長年中国で食べられてきたからです。

安いのですが、味は不自然で、当然体にもよくはありません。もともと中国の伝統的な食料品なのに、悲しいことにゴミと呼ばれるようになってしまったのです。

そこで最近は伝統的な食品を、本来の製法で造ろうという動きが中国中で見られています下の製品もその一つ。「妊婦さん用のラーティアオ」がキャッチフレーズ。安心安全が売りです。

原材料も昔のラーティアオと同じ。自然のものばかり。最近の化学調味料になれてしまった若者には、少し物足りない味付けですが、たくさん食べても飽きることがありません。

防腐剤も使っていないので、開封したらその日のうちに食べきることが推奨されています。味は「辛味少」「中辛」「大辛」と三種類。おすすめは「中辛」。機会があればぜひ食べてみてください。

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