コロナウイルスによって武漢が閉鎖された後、日本から多くの温かい支援が来たことにより、中国人の日本に対するイメージが急激に高まっています。メディアがそろって好意的な報道をしていることもあります。
中国人は歴史的に日本人をよく思わない人が大多数で、日本のことが好きだとは言えない空気があります。しかし逆に言えば「侵略してきた悪い日本」→「実はすごい」という分かりやすいギャップがウケる土台があるとも言えるでしょう。最近の報道はちょっと行きすぎだと思いますが・・。
最近日本のタイヤ修理の出張サービスの動画が中国のニュースアプリ、「今日头条(ジンリトウティアオ)」で話題を集めました。
ネット民の反応を紹介します。
「なぜだ!車の下まであんなにキレイ・・」
「日本人の真面目さに疑いの余地はない」
「あの人たちに追い付くまでにはまだかなり距離があると言わざるを得ない」
「日本人・・・学ぶべきところが多い」
「中国の修理工はちょいと直すだけ、傷のないタイヤなんて見たことない」「見ろ、彼らの本物の技術と設備を・・」
「中国の修理工なんか目玉意外にキレイなところはない」「細部が勝敗決める。機械設備は問題ではない、この若者は道具を大切に扱ってパーツをきちんと整理している。この点だけでも勉強になった」
「この操作、学ぶに値する・・」
「彼らのタイヤは汚れないのか・・」
「外したボルトカバーがきちんと並べられ、紙もきちんと元に戻されている。中国の修理工が去った後は油だらけだ」
「日本人は何をするにも真剣だ。これこそ彼らの素質と態度だ」
「惜しむらくはナットを順序正しく締めていないことだ。これを続けるとネジが痛む」
「日本のクルマはきれいだ!」
「だいたいなぜトラックがこんなきれいなんだ?毎日洗うのか?」
「そんな真剣には見えない。中国の出張サービスよりも設備がちょっと立派なだけだ」
「道路を見ただけで日本だとわかる」
「エアーガンの音がなぜこんなに小さい?」
「日本のクルマ環境は良すぎ」
「エアーガンがミニサイズだ、中国にはないのか」
「日本人の仕事は真面目だ・・・」
「エアーガンで締めた後なぜもう一度叩いている?」
「↑わからんのか?ここが日本のすごいところなのだ」
「俺が言いたいのは彼の真面目さや細やかさではない。一人でレスキューサービスができることだ。彼のサービスカーの設備が本当に羨ましい!」
「スペアタイヤが元のタイヤと同じだ、ここが我々との差だ」
「タイヤに泥が無い・・キレイだ」
「中国の仕事はこんな丁寧ではない。匠の精神はないくせにお金だけは取る、道具もダメ。中国のトラックは3回タイヤを外しただけでナットもネジもバカになる。はあ・・」
「日本人の仕事の美しさを見た。きちんとした真面目な態度。見習うべきだ。」
「一番すごいのはこの先進的なサービスカーだ」
「日本のクルマ修理を見るのは一種の幸せだ」
「彼らの修理は美しい・・・」
「このサービスカーが高級だ。発電機を乗せただけの我々のおんぼろとは違う」
「日本が清潔ということこそが真実だ」
「道路からタイヤ、カバー、修理道具、車の中までこんなに清潔なのはなぜだ」
「トラック、本当にキレイ・・・」
「まだ日本にはかなわない。日本は工程が高度に機械化されており労力が少なくて済む」
「日本人は何事にも真剣で向上心がある」
「日本人の精緻さには敬服せざるを得ない。比べてみれば差がある」
「どこの国でもタイヤ修理は真剣だ。じゃなきゃ空気が漏れるだろ」
「日本の動画を見て言えることは、とてもきれい、何をするにも真面目で自分に厳しい。これは学ぶべきだ」
「日本のダンプカーを見たことがある。どれも新車のようにきれいだ」
「民族の発展は物事を行う態度、受ける教育にかかっている。これは一言二言で言えるものではない」
「分からないのはエアーガンで締めた後、金槌で軽くたたいているのはなぜ?」
「日本に行ってこの車(トラック)を買いたい」
「ホイールカバーがきれいだ。これはステンレス?それともアルミ合金?内側までも光っている。俺たちの新車でもこうはいかない」
「こんなチンタラやっていては中国では食っていけない」
いかがだったでしょうか。日本の真面目な仕事ぶりを称賛する声が多いですね。中国ではタイヤ修理などの機械工の仕事はステイタスが高い仕事とは言えず、収入も低いため、修理工は誇りをもって仕事をするのが難しい現状があります。コメントしていたのはほとんどが男性で、現役のトラックドライバーなど現場で働いている人が多いように感じました。
国によって文化や習慣は違いますし、長所短所はそれぞれですからどちらがすごいとは言えませんが、良いなと思ったところは認めるという姿勢はさわやかですね。
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