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本場の専門店ではスープにタニシがそのまま入っています |
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広西省は中国の南方でベトナムと国境を接しています |
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以前遊びに行ったときに高速鉄道から柳州の中心部を撮ったものです。 |
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柳州の中心部には川が流れており、水上バスで遊覧できます。 |
以前広西省にいた時に本場・柳州で食べる機会があったのですが、これが「うまい」。本当においしいんです。タニシは川底に棲んでいるので、泥臭いイメージがあると思いますが、臭くはなく、旨味が凝縮されたダシが出ます。それに唐辛子ラー油を合わせると辛い!→ウマい→辛い。という終わらないループを楽しむことができます。
広西チワン族自治区には各都市に個性あふれる米粉の麺があり、有名なのは桂林ビーフン、南寧の老友ビーフンなどがあります。しかし他にも小さな町にはそれぞれの特色あるビーフンがあり、訪問者を楽しませてくれます。
河南省に移動してきてからは、近くに専門店がなく、またいつか南方に旅行したときのお楽しみだとあきらめていたのですが、先日ネットモールのタオバオで見つけました。インスタントの「螺蛳粉」!!麺と具と調味料がセットになったものです。
食べてみましたが・・・・・まあまあの味です。それっぽい味はしますが。このルオスーフェンに限ったことではありませんが、中国の食品には「味精(ウェイジン)」と呼ばれる大量の化学調味料が使われており、多くの中国人はもはやこのウェイジンが使われていないと「味がしない」と言います。このルオスーフェンもウェイジンの味が強烈です。本場のルオスーフェンはしっかりとタニシのだしを効かせてもっとおいしいです。まあインスタント麺なので仕方がないのですが。
ウェイジンがあると材料の質をごまかせるので、特に外食産業には欠かせません。結果このウェイジンでどの食事も似たような味になり、地方の田舎飯の個性が失われていると思います。やはり時間を見つけてまた柳州まで食べに行かねばと思った次第です。
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