面礼
お見合いの前に渡すお金(地方による0元~2万元程度)男性負担彩礼
婚約するときに渡すお金(地方による 10万元~20万元)男性負担マンション
ほとんどは女性名義で買う 北京上海200万元~地方大都市150万元~地方中規模都市100万元~地方小都市50万元~男性負担 頭金は30%以上支払い済みのこと家具家電
新居にそろえる家具など 5万元~ 女性負担自家用車
国内製造の外国ブランド車・できれば二台 15万元~ どちらが負担してもよい結婚式費用
食事代・花代・ホテルの会場費など 3万元~ 男性負担結婚式の花嫁を迎える車列費用
中国では結婚式当日花婿が花嫁とその家族を迎えに行くが、その際の車列が豪華であればあるほど花嫁の家族の面子が立つと言われています。 5千元~数万元 男性負担新婚旅行(国内)
新婚旅行は日本ほど一般的ではありません。1万元~ どちらが負担してもよいこのように見ていくと北京や上海で結婚するには最低でも300万元(4500万円)ほど必要で、そのうち結婚の時点で必要な現金は200万元(3000万円)ほどです。田舎でも100万元(1500万円)ほどの現金が無ければ結婚式を挙げることはできないということです。
これほどの大金を20代後半から30代前半の普通の男性が準備できるわけはありません。本人が準備するのは数万元から10万元ほどで、あとはすべて親や親類からの援助と住宅ローンです。中国は改革開放以来、不動産の価格の上昇が続いており、不動産を持ち、昔からコツコツと働いてきた50代から60代の人は驚くほどの貯金を持っている場合が少なくありません。子供が結婚して孫を産んでくれることがこの世代の最大の願いですから、結婚のためにはお金を惜しむことはありません。
もちろんこのような大金を誰もが準備できるわけではないため、結婚の相手を選ぶスタートラインに立てない男性も少なくありません。「お金が無いから結婚できない」とはかわいそうですが、中国での結婚とはかくも現実的で生々しいものなのです。
最近はお金が無くても「お互いに愛し合っていればいいじゃないか」という若者も増えてきましたが、「親を失望させた親不孝者」という親族からの批判を一生受ける覚悟が必要です。「そんな批判気にしない」という人には問題はありませんが、実際はとても難しいことです。
私の生徒の中にも結婚にかかわる面倒なことから逃れたい、と「結婚はしない」と公言する人が何人もいます。難しい問題ですね・・・。
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