教科書には哲学者のエッセイや星新一さんのショートショートなどが載せられています。ただ読むだけだとつまらないし、授
![]() |
60年代の計画経済時代の配給券です。 |
今回は個人の考えを自由に表現してもらえる課題を準備しました。今貰えるお金と将来もらえるお金にはどのような違いがあるのか、具体的な時間を設定することで個性的な意見を引き出すことが狙いです。
今回工夫したところは、「あなたはどう思いますか」という質問だけでなく。「今の中国の大学生が選ばない選択肢は何だと思いますか」という客観的な視点を取り入れたところです。
またネットやほかの資料からのコピペを防止するために教科書の中や授業中に取り上げた表現を使うことを条件としました。字数は200文字から300文字以上です。
以下が宿題の内容です。期間は1週間。みんなが考えて書く内容が楽しみです。
宿題
2020年3月、政府がすべての大学生にお金をプレゼントする政策を決定した。もし今日もらうなら100元で、時間と共に金額が大きくなり、65年後に受け取るなら1億元。受け取れるのは一回だけ、生きていればお金は必ずもらえる、物価の変動は無い、今日決定して後日変更はできない。
以上の仮定で、自分の年齢もよく考えて以下の質問に答えよ。
1、あなたならいつ受け取るか?A~Hで答えなさい。
2、1の理由を200字以上400字以下で述べよ。
3、選択する大学生が一番少ないのはいつだと思うか?A~Hで答えなさい。
4、3の理由を300字以上500字以下で述べよ。
問題2,4合わせて、「~とは限らない」「たとえ~としても」「何かしら」「見極め」の各表現を一回以上使用して、その部分を黄色のマーカーで示せ。
A. 今日 100元 21歳 (受け取る年齢・今21歳なら)
B. 来週 200元 21歳 6日後
C. 3カ月後 500元 21歳 今年の6月
D. 1年後 2000元 22歳 卒業?就職?
E. 5年後 2万元 26歳 結婚?
F. 20年後 20万元 41歳 子供?は何歳?両親と同居?
G. 40年後 500万元 61歳 退職?
H. 65年後 1億元 86歳 ・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿