先日日本に帰ったときに、突然銀聯カードを使ってお金が下せなくなりました。
メールが携帯電話に届き、「不審なお金の移動が確認されたため、海外(中国以外)での出金を停止した。有効な身分証を用意して銀行で手続きしろ」とあります。
不正なことをした覚えもないし、大金を引き出したわけでもないので、理由がさっぱりわかりません。(ちなみに中国の銀行から日本で引き出せるお金は年間10万元、およそ15万円までと制限があります)
まあ、引き出せなくてもとりあえずは問題ないので、中国に帰ってからはすっかりそのことを忘れていました。最近、久々に現金が必要なことがあり、銀行のATMに行ったのですが、その時お金を引き出す制限がかかっていたことを思い出しました。もしかすると中国内でも引き出せなくなっているかもしれません。
ドキドキしながらATMにカードを入れてみると、問題なくお金を引き出すことができました。やはりあれは外国での引き出しに限る制限だったようです。
そうはいってもまだ私のカードは日本で出金用として使用することができない状態なので、銀行で手続きをしなければなりません。すぐに中原銀行に向かい、手続きをします。
窓口のおじさんに聞いてみると、怪しい現金の引き出しなどを感知してカード利用停止を行うのは、すべて自動化されているアルゴリズムによるとのことです。カード海外利用停止の基準は公開されていないらしいのですが、おじさん曰く、「同じ日 に 同じ金額 で 複数回 現金を引き出すと、海外利用停止が発動する確率が高くなる」とのことです。気を付けましょう。
窓口で写真を撮られたり、パスポートを確認されたり、パスワードを入力したりすること1時間、無事本にであることが確認され、海外での現金引き出しの制限が解除されました。
最後に、「お前はアリペイやウェーチャットペイは使っていないのか?」と突然聞かれました。「使っているが、ほかの銀行口座と紐づけている。この銀行口座は紐づけできないんだ」と答えました。実際、四大銀行や最大手クラスの銀行口座でないと、パスポートを使って口座とアリペイを紐づけることはできません。しかし、おじさんは自信満々に、「あ、それな。できるようになったから。やってみな」というのです。
さすが中国、もう政策が変わったのか!?自宅に戻り、さっそく紐づけを試みたのですが・・・・
やはりできませんでした。あの自信は何だったのでしょう。
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